このウェブサイトからお店の予約はできませんので、各お店に直接、お問い合わせください。
伊吹山付近は「日本のそば栽培発祥の地」ではありません。そばは、中国南部の雲南省を起源として、中国北部、朝鮮半島を経由して日本に伝わったことが遺伝学的な分析で分かっています。そのため、その経路上にある対馬(長崎県)が日本で最も早くそばが入ってきた土地と考えられます。
「伊吹在来そば」が江戸幕府に献上されていたことを示す明確な資料は見つかっていません。その一方で、中山道の宿場町・柏原宿(現米原市)で江戸時代初期から昭和まで書き続けられた記録帳「柏原宿萬留帳」には、年頭の献上品目として「伊冨貴蕎麦 一箱」と書かれていることから、柏原宿の領主である大和国(現奈良県)郡山藩に「伊吹在来そば」が献上されていたことは明らかになっています。
一般の方で、そば粉、抜き実、乾麺等の加工品をお求めの場合は、市内の道の駅「伊吹の里・旬彩の森」や「近江母の郷」、オンラインショップ「オリテ米原」をご確認ください。そば店の方などで、玄そばをお求めの場合は、(農)ブレスファーム伊吹にお問合せください。
店内で消費者に提供するそばについて、そばに占める伊吹在来そば粉の割合が70%以上(小麦粉などのつなぎが30%未満)のそば麺を使用していることが要件です。なお、加盟店には、手打ちの店もあれば、機械打ちの店もあります。